【10/13】
家に引きこもってTVで災害報道を見ながら十二国記を読んでいました。
「氾濫」が「反乱」に聞こえるくらいには小説にどっぷりつかっています。
「白銀の墟 玄の月」の2巻は、「月の影 影の海」の上巻の終わり以上に激しいぶった切られてる感じがする。
4巻には陽子や尚隆も少し出てくるといいな。エピローグ長めがいい。
戴の国民は幸せにならなきゃいけないし、驍宗様は王座に戻らなきゃいけないし、泰麒は王につかえなければならない。
でもこの前提もひっくり返ってしまうのだろうか。国の安定より優先される天帝へ挑戦する意味とは?
勧善懲悪の世界観さえ崩壊させられるイヤな感じがしている。そのイヤな感じは「黄昏の岸」からあったけどね。
でもこのイヤな感じこそが、作品全体のオチにつながっているに違いない。琅燦が一番謎だよ。頼りにしてたのに!
大河ドラマ「いだてん」見た。戦争をどうやって書くのか気になってたんだけど、まさか全部満州でやるとは思わなかった。「富久」ロングパスすぎるよ。中村家総動員。NHKの老けメイクは絶品。
慰問のために満州へ噺家が行くの普通だし(あったことだし)日本の空襲やっても手垢つきすぎてるし、新鮮でいいよね。戦争終わってホッとした。また次回。