wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

2023.1/15-18 いじめと凶悪犯罪は地続き

【1/15】

とくになし。

 

【1/16】

家が寒い。
「虚構推理」のアニメがやるようで、そのプロモーションが流れてきた。漫画が読めるので読んでみた。すごく城平京だった。

虚構推理 - 原作/城平京 漫画/片瀬茶柴 / 【第1話】「一眼一足」(1) | マガポケ (shonenmagazine.com)

台詞回しとか新出単語がこの人からしか出てこないやつ。「鋼人七瀬」という単語もそうだし、「鋼人七瀬」のビジュアルもだし、唯一無二、オンリーユー。「虚構推理」は確か最初新書サイズ(つか講談社ノベルス)で出てたように記憶してるんだけど、その表紙も秀逸でよく覚えている。

 

 

「アイドルは鉄骨に死す」という題もこの人でしか出せないわ。それにしみじみしてた。ひたすら。僕は「スパイラル~推理の絆~」に青春時代を費やした人間なので、どうしても「あぁ!」と思わずにはいられないのである。

 

【1/17】

悪口を言うのならドイツ語とか英語とかでやってほしい。日本語でやる悪口なんてつまらないんだから。
「神は普通」のアンサーが写真と共に届いた。食事も取らずに眠ろうとしたけれど頭が起きた。自分を救うのは自分である。


【1/18】

夜:キノコ入りオムレツ

キノコを入れたオムレツが想像の5倍おいしくてビックリした。卵はスゴイ。
最近の私のテーマは「従属と金」なんですが、それは最近凶悪犯罪を調べているからです。ネットで調べたり本を読んだりしているうちに、いじめと凶悪犯罪って地続きだなと思ったりして。北九州と尼崎を両方並行して調べてます。どちらの件も共通しているのは、強権的な人物がいること、強権的なパワーを駆使して赤の他人に罪悪感や恐怖を与えて金や命や労働力を取ることなどがあげられます。強権的な人間がどうしてそういられるかというと、偉そうにするのが得意だったり、人を痛めつけて自分に従うことを快感に感じたり、自分を誇大して見せたり誇大表現した自分が好きだったりするからなんだと想像しました。こういうのと対極なのは、やはり客観的に自分を捉えかつ、人のために何かをすることなんじゃないかと仮説を立てました。そんな風に考えるのはまあ大事なんだけど、別の部分で考えなければならないのは、被害者にも加害者にも親族がいるということ。北九州の事件で起訴された方にはお子さんがいらっしゃいまして、ご本人は父母の面会に行ったことをYouTubeに投稿されています。尼崎の事件で親族を何人もなくしつつも、加害者の親族でもあることがあって、もうそんな、どうしてそんなむごいことが起きるのかと、天を仰ぎました。この、加害者と被害者の親族である人は、自分の家族を取り戻そうと潜伏生活を長年送っていたり、赤の他人である加害者のお葬式をあげたりと、なんて功徳が高い人なんだと叫ばずにはいられなかった。とても常人にできることではない。
で、いじめと凶悪犯罪は地続きだな、の話になるんですが、いじめと凶悪犯罪の主たる人物に共通するのは、人をコケにして楽しむ、娯楽にできる才能がいずれにもあると思ったんです。人をコケにする内容は何でもいいんですよ。しゃべり方が変だとか、髪型が変だとか、書く文字が汚いとか、箸の使い方が変とか、礼儀がないとか、反応が悪いとか、ほんと、ささいなことでかまわない。そういうささいなことを指摘して、馬鹿にして、マウント取って、なんならそれを他者と共有して楽しめる才能というやつです。この才能を培うのには、金がかかりません。金のかからない趣味です。誰にでも培うことのできる才能です。誰にでも楽しむことのできる娯楽です。そこが一番危機感を持たなければならないことで、つまり、凶悪犯罪を犯した人間も、そうでない人間も、実は地続きなんですよ。だから、自分の中の才能を花開かせないよう、育てないよう、心から気を配っていかなければならないし、自分の才能に無自覚ではいけない。こういった事件と自分とは関係がない、だなんて線を引くことが一番危険で恐ろしく、怖いことなんです。自分に、おびえる必要があるんです。北九州も尼崎もマインドコントロールだなんて言われてますけど、そういう言葉を使うと彼らと私たちが断絶されてしまうと感じます。起訴された人達というか、事件の主たる人物達はマインドコントロールという特殊技能を備えた人ではありません。正しくは、人をコケにして喜ぶことが出来る能力がどれだけ高いか、です。