【6/14】
朝:山芋がけごはん
昼:焼き魚
夜:餃子
会社行って帰って「悪の教典」読んでた。
まじ読んでて気分悪い。教師や生徒を馬鹿にしたりなめたりすんのもいい加減にしろなどと思ってしまった。いや、フィクションだからそんなこと言ってもしょうがないわ。
あと期せずして「悲鳴伝」の主人公の特徴と同じだった。周りの事象にあまり感情がつられないってやつ。たまたまだったけど驚いた。でも空々くんは悟りを開いていたけど、こちらの主人公は世俗で生きる気満々、強欲、自尊心の塊、うぬぼれもいいとこ、不遜な態度等々、特徴は同じでもなんでこんなに振り切れる方が違うんだ。
物語のラストは知略をもって攻略してほしかった気がする。どちらの陣営もいきあたりばったり。現場は十分混乱していたけど、フィクションのケレンミとでもいうのでしょうか、醍醐味、みたいなのがあったらよかったな。
だからといって気分が悪くなること必至の書物であることに変わりはない。
蛇足。ページ開いたとこに「三文オペラ」と書いてあってとてもびっくりした。おまけに主人公が好きな曲とのこと。なおびっくりした。勢いで「三文オペラ」と「乞食オペラ」をしらべていたら、真矢みきさんの宝塚卒業公演「SPEAKEASY」の原案がこれらだったことを知る。びっくりした。面白ラブコメ公演なの。