wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

9/14-15 ドラマ「だから私は推しました」最終回

【9/14】

NHKドラマ「サギデカ」見てます。マッシーと木村文乃が別れた理由は教えてもらえるのだろうか。年の差カップル。

そして「だから私は推しました」最終回。素晴らしくきれいに終わりました。
視聴者の想像通りの事件だったけど、薄味なんてコトは全くなかった。愛さんのハナを追う指先、嗚咽する背中、
「私の鍵締めは愛さん」、ラストライブ、退社からの新天地、松田さん、「推しって愛だ」などなど、
30分でぎゅぎゅ〜っと詰め込まれて大満足。さわやかな最終回でした。
役者は顔が映らなくても、髪だけでも、指先だけでも、背中だけでも演技して、
役の感情を見てる人に伝えることが仕事なんだよってのを主役に見せつけられました。拍手。
オタク活動とミステリ要素で引っ張ってきたけど、クライマックスはミステリのネタばらしで終わらせるのではなく
(見てる人にとってはほぼ想像ついてしまう持って行き方だったし)どうやって充実して生きるかを最後に示して終わった。
普遍的テーマってやっぱり強い!パワフル!

 


【9/15】

大河ドラマ「いだてん」見ました。ベルリンオリンピックの回。
私が見たかった、日本人としてマラソン金メダルを取る朝鮮人のエピソード。
いだてん見始めて、ウィキペディアで過去のオリンピックの結果や概要を追ってるんですが、
これ絶対ドラマに組み込んでほしい〜ってエピソードはちゃんと入ってるから嬉しい〜。
アルゼンチンの放送担当者が線切って退場するのが超笑いました。サバラ選手は頑張った。
で、金メダルの孫選手と銅メダルの南選手は、会場に流れる君が代を聴いてうなだれる描写があるんですが、
これは映画「オリンピア」の映像ですかね。ゴールテープ切るシーンもかな。
中村勘九郎さんたちは、ラジオで二人の活躍に涙して歓喜しますが、君が代は選手二人にとっての国歌ではない。
とても着地しにくい題材なんですが、足袋屋が落とした。「俺の足袋履いた選手は誰だって応援する。」
これを待っていた。これしかない。こんないい役だって言うのに、ピエール瀧はなんて惜しいことをしてしまったんだ。

 

いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

 

 

9/12-13 映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」見てきた

【9/12】

ペルソナ5RモデルのPS4の発売がアナウンスされ、膝から崩れ落ちるような気持ち。出すのが3年遅い。

 

おっさんずラブ応援上映が決まった。2回目だ。1回目は50スクリーンの所、なぜか今回は233スクリーン。

 


会場が増えすぎだ。意味が分からない。最寄りの映画館も含まれていた。田舎の映画館だからお通夜の気がする。
でもせっかくこの片田舎でもやるのだから、この作品を応援する人間として行かねばならぬ気もしている。どうしよ。

 


【9/13】

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」見てきました。超良かったです。
クズはクズでも、周りの人たちが受け入れてしまえば不幸な人はいなくなる、むしろハッピー。
人間として道徳としてありかなしかなんてことは置いといてね。そんなの言ったら即アウト!
莫大な予算が正しく使われていて心地よかった。映画ってこうあるべきね。
金のない中なんとか作る映画だっていいけど、ドカンと金使ってくれると他にはかえがたい清々しさがある。
冒頭ムンクを思わせる月の光で胸キュンした〜。お花もお洋服の柄もセットの内装も全部メロメロ〜!蜷川実花氏は目がいい。
二階堂ふみちゃんのコートがたまらん可愛かった狂いそう。あと私は長回しが好きだ。確信した。
映画で小栗旬は散々放蕩してきてその末に「恥の多い生涯を送ってきました。」と書き出したもんだから
「ほんとマジその通り過ぎるわ。それ以外に言いようがないわ。あなたにしか書けない書き出し。」としか言えないです。
半世紀以上前の書物に確かな説得力をもたせた本も素晴らしいです。

www.youtube.com

9/10-11 映画「アナと世界の終わり」見てきた

【9/10】

会社行って同僚と田中圭のドラマについて会議。結論、「俺たちの半年を返せ。」です。

夜は友人とレイトでおっさんずラブを見てきました。5回目。
「主人公があんなにポンコツなのに好かれているのが分からない」と苦言を呈されました。
彼はそういう特殊能力があるキャラなのよ、と伝えておきました。できれば、連ドラも見せたい。


【9/11】

今日は退勤ダッシュして2日連続で映画館。「アナと世界の終わり」を見てきました。
ゾンビと学園とミュージカルってのが珍しい設定なので気になってたんです。私はミュージカル映画を無条件に応援する人間です。
おっさんずラブくらい制作費がかかっていない映画でしたが、その制限中でスタッフがやりたいことやりきってる感じがしました。
その点、おっさんずラブの映画と共通するかもね。足りなくても走りきる感じ。
シングルファザーと娘がよくあるすれ違いしてるんだけど、ゾンビになるならない、
つまり今際の際でやっとつながりあえる、って感じ。たいしたことではない。
でも、途中に半グレ集団の曲、悪者の曲、すがすがしい曲をバックにゾンビに襲われるシュールギャグなど、
楽しい要素がちりばめられていて面白かったです。
あと「怖くてゾンビ倒せない女主人公」なんてこともないし、「俺は噛まれてないから連れてってくれ!」と懇願する人もいないし、
お約束でありがちなストレスがなくてその点も良かった。B級映画ではあるけど、わたしは十分楽しみました。
なにせ歌もいいし、歌う人もうまいし、それだけで相当ポイント高いよ。
ジャスティン・ビーバーとかハリーポッターとかアイアンマンとか世界中で共通の現代ネタを入れてくれるのがいい。
今のミュージカル映画って感じがする。

 

 

9/8-9 福島行ってきた

【9/8】

福島行きました。会津~。鶴ヶ城飯盛山とさざえ堂。暑くて、大変だった。
泊まったのは芦ノ牧温泉。あとホテルで赤べこに色塗りしました。かわいい。
ドラマ「あなたの番です」最終回でしたが、感想は何もありません。宣伝したくないね。

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塗ってない状態と塗った赤べこ、二重螺旋構造のさざえ堂


【9/9】

大内宿へ行きました。台風15号襲来のせいか雨がひどくてお店が全然開いていなくて閑散としていた。
新潟回って帰りました。会社のことも家のことも考えなくていい時間が新鮮でよかった。

魔法少女まどか☆マギカ」9話見ました。キョウコさよなら回。
キュゥべえはクズ、サイコパス、ムカつく、いらつく、などと言われるのが定説ですが、私はあまりそう思えなかった。
むしろ、よく頑張ってんな、大したやつだな、偉いな、などと思った。キュゥべえ、えらいよ。
自分にはない感覚を想像してフォローしに来てんだから。私にはなかなかできん。尊敬するよ。
まどかがキュウべえと話してて「何を言ってるのかわからないよ」とメソメソしてたんですが、
昨日の黒島ちゃんの言ってたことよりキュゥべえの方がよっぽど意味わかるし筋通ってるしまとまっててびっくり驚いた。
やっぱり、言ってることや考えてる内容の意味わかるキャラ作らないのは手抜きと見られてもしょうがないぜ。(黒島のことね)
まどかちゃんは普通のいい子だけど、基本は起きることにただ翻弄されてるばっかなのに、
最終回でいきなり神様になっちゃうからジャンプアップがすごすぎてついていけないと思ってた。
まどマギはセリフが多くて説明文くさくなってしまいがち(これも尺が無いせい)なのも、キャラを好きになる、応援する気持ちになりづらい。
声優は演技してるけど、やっぱりタメとか間とか、感情を伝える技をセリフ量によって削がれている面がある。
尺がなくていい面もあるだろうけど、惜しいわ。多分、この考えや感覚は変わらない気がする。
キョウコがしゃべりながら食べるシーンで声優の声と動作(咀嚼する、口を開けるなど)があまり合ってなくてもGoするのね。
あと相変わらず無駄シーンあって気になる。今回だと電車が正面にかるカット。そういうの減るとよりいいなぁ。

 

 

9/6-7 NHKドラマが楽しい

【9/6】

ドラマ「これは経費で落ちません」が楽しい。
江口のりこさんは前回から登場してキャラ立ちやばいけど、既になじんでいてすごい。
おまけに職歴沢山あるから、便利屋みたくなってきた。すごいぞ。

山田太陽がうるさくてうっとうしいと思っていたけど、多部未華子が彼のこと好きになったせいか、
そんなに嫌じゃなくなってきた。すっかり森若さんのことを応援しています。

しかし総務部の仕事してる感が皆無なので、多部未華子の後ろでピンぼけしながらハロワ行ったり
給料計算に追われたり新卒説明会の準備をしてほしい。総務部、大事よ。

www.nhk.or.jp


【9/7】

ドラマ「だから私は推しました」が佳境。とても楽しんでいます。
主人公が監禁されているシーンがありました。こういう場面で逃げろ、なんて仰る方いますけど、
恐怖で体が動かないってあるんですよ。
でだ、こちらの記事によるとこのドラマのプロデューサーが同年代なんですよね。うれしい。
私もこの方や貴島さんみたいになんか爪痕を残したいわぁ。

realsound.jp

9/4-5 ペルソナQやってます

【9/4】

本屋へ十二国記の予約をしに行ったの。あの難しいタイトルをちゃんと覚えて書けるようにもしといたのに
新潮文庫で10/12に発売の十二国」まで言って「あぁ、はい!」と店員さんに言われて披露できなかった。

本屋行ったら営繕屋の新刊を見つけて買ってきて読んでます。出るのをチェックしていなかったのよ。不覚。
しかし開始4ページでうだつの上がらないよくある人間像と、さえない古い気味が悪い家の2点を完璧に書けて、
その全部がすっと頭に入ってくる。流石。いつもの安定感。
直接害がある訳じゃなくて、何か変だなー、生活できないわけじゃないけど引っかかるわー、
というよく見えないけどなんかあるわー、というホラー。知らないうちに迫っている。久々の感覚。営繕屋、早く来てくれー!

 

営繕かるかや怪異譚 その弐

営繕かるかや怪異譚 その弐

 

 


【9/5】

「営繕かるかや怪異譚2」読み終わりました。ホラーには違いないんだけど、ほっこりしちゃうんだよね。
うおー、これだよコレぇ、と思ったのは三味線と猫屋敷。今すぐ危機はないけれど確実に迫っている感じ。
短編だからみんなサクッと終わるのですが、何だかほっこりしちゃったわ。ホラーでほっこり。
古い家の間取りや古い住宅街を想像する必要がある作品なんですが、自分の目で見たのは父母の実家や酒屋、
観光地化された長屋など。あとはサザエさんドラえもんちびまる子ちゃんフラガールなど、
時代設定が昭和の作品を見てないと全然家の配置が想像できない。
大東建託やあったかハイム、タワマンしか肌身に感じる機会がない人は読んでもポカンしちゃうわね。
全然絵が浮かんでこないと思うわよ。
こういうホラー短編集は作者のライフワークだと勝手に思っています。作者のファンは買いますが、他の方はどうでしょ。

 

PQまだ12時間くらいしかプレイしてないんだけど、面白い。ごーこんきっさ、途中まで。
このダンジョンで要所しゃべる人、どこかで聴いたことある声だと思ったらキャサリンじゃん。
沢山のキャラがクロスオーバーでワイワイ言いながらRPGってファンにしてみたらいいとこ取りで楽しいに決まってるじゃんね。
楽しめないのは3Dダンジョンがだめな人くらいだ。アトラスファンにそんな人間はほぼ皆無である。
彼らの会話を聴くだけで実家感がやばい。ペルソナはペルソナで好きです。大好き。
この方向性でいいのになぜPQ2はアマゾンレビューで言われちまってんだか謎だ。
善と玲が便利すぎて手放せない。他の人たちはまんべんなくパーティに入れています。

 

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス - 3DS

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9/1-3 映画「鍵泥棒のメソッド」見た

【9/1】

米倉のドラマが放送されていたので見ました。米倉の白無垢は貴重。これっきりじゃないかしら?

 

ナサケの女Special?国税局査察官?
 

 

 

【9/2】

十二国記の表紙絵でこの日の記憶がほぼ飛んだ。泰麒~。驍宗殿~。

 

 

【9/3】

映画「鍵泥棒のメソッド」を見ました。
冒頭のタイトルロゴの時点で首をかしげたけれど、終わってみたらクライスラー以外金はかかっていないものの、
めちゃくちゃ丁寧に無駄なく撮った出来がいい映画で驚きました。金かければいいってわけじゃないのね。
最初の1時間はわりとしんどかったけれど、後半が本番。主演二人の役者としての格は同じくらいなのに、
役の格が違うからすごいコントラスト。
香川照之から堺雅人への演技指導が1番笑いました。プロからアマチュアへの指導のような。まあ、二人共プロなんすけどね。
堺さんの見せ場は役じゃなくて堺雅人になってたよな。あの役じゃあんな上手い演技できないお。
あとやたらBGMがかかることもなくて、芝居は大げさじゃないけどしっかりしてて、カメラで抜く場所バッチリで、
ケチのつけようがない。
香川照之の役が音楽好きすぎる。自室に音楽の友どころか音楽辞典まであって、東京文化会館音楽図書館かよ。
母校より資料がありそうだなおい。
最後まで見てて、クライスラーが主人公のやうに見えてきた。だんだん満身創痍になっていくのがね、かわいそう。

香川「犯罪とよばれるものに手を染めた記憶はありません。」
でもあなた、脱税してますよね?(収入は未申告に違いない)

 

鍵泥棒のメソッド [Blu-ray]

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