wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

6/1 VIOLA SPACE 2018 ヴィオラスペース 2日目 その3

【6/1】

ヴィオラスペース、ガラコンサートⅡ「わたしのお気に入り」について書きます。

まずは曲目から。

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64より第2楽章

ヒンデミット無伴奏ヴィオラソナタ作品25-1

ロータ:間奏曲

ヴュータン:カプリッチョ

ブラームス:弦楽5重奏曲第2番ト長調作品111より第2楽章

モーツアルト:協奏交響曲変ホ長調 k.364


まず、特筆しなければならないことがあります。
出演予定だった4人のヴィオリストがやむを得ぬ事情で出演できなくなり、
予定されていたバルトークルーマニア民族舞曲が抜けてしまいました。
私も大好きな曲なので、聴けないことはとても残念でしたが、
なんと、今井信子さんがその分の尺をメンデルスゾーンで補いました。
緩い楽章の曲です。ハードで聴きごたえがある曲とは言えないと思います。
しかし、信子さんの「わたしがやるわよ」というような気概が見えるようで、
より好きになりました。やはり彼女はかっこいい。


それからヒンデミット作品25-1は久々に聴きますが、やはりあの荒れ狂ったテンポの楽章は大好きです。


ブラームスは、信子さんが「オラこうすんだよ!」と口火を切る感じがたまらない。すき。あんたがリーダー。


本日の白眉はモーツアルトです。
今まで私が生まれて聴いたあらゆる演奏の中で、一番素晴らしい演奏だったと思います。
私の生涯の中で、これほど素晴らしい演奏を体験できる機会は、そう何度もないと確信しています。

まず、曲が名曲、いい曲だというのは、世間一般共通の認識でよろしいかと思います。
今回のプログラムを作るにあたり、「お気に入り」の曲をヴィオリスト出演者に聞き取りしたところ、
この曲は誰もがあげていたという事ですのでね。ちなみに公演プログラム情報です。
ここで取り上げるべきは、この曲がどんなふうにいい曲か、という事ではなく、奏者たちの音楽への姿勢です。

驚いたのが、ソリスト2人が揃いすぎ。メロディの呼応や音色、ありとあらゆるものが揃っていて混乱しました。
え、同じ人間なのでは?姿形が違うドッペルゲンガー?と疑ってしまうほどです。
いや、1人で揃えるのこそ難しい。という事は、この2人は違う人間?だとしたら互いに愛し合ってるの?
そのくらい2人の間で交わされる、目に見えないホットラインを感じるんですけど、どういうことなのこれ。
ソリスト2人で時折見つめあいながら微笑みあってんだけど。え、なに、奏者同士でできてるのを見せられてんの?
いや、違う、2人とも、この曲を愛してるんだ。2人の愛が共鳴して揃って、オケにも響いて、客にも響いてるんだ。
それを思いいたってからは混乱が解け、一転、感動しきりでした。
ソリストヴィオラ)のタメスティ氏が客席に背を向けながら弾きぶりする姿が新鮮で、
もしも別に指揮者がいたらあんなに揃わなかったんじゃないかな、とも思いました。
オケがソリスト2人の音と動きに敏感になって演奏してたのがよかった。ほんとすばらし。
これほど奏者と観衆が一体になった演奏を、私は知りません。みんながみんな、この曲を愛していた。
奏者はこういう演奏をするために、観客はこういう演奏を聴くために生きているのかな。
愛を感じるために、コンサートへ行くのかな。そんなことを考えました。

この日はおっさんずラブ最終話の前日で、曲がまるきりドラマにハマったかのような錯覚におちいりながら聴いていた。
1楽章ルームシェア楽しいEs-Dur、2楽章痛い痛い6話c-moll、3楽章みんなで幸せになろう最終話Es-durってね。
おっさんずラブの6話はショッキングだったので、最終話がどうなるか少し不安ではあったのですが、
このモーツアルトを聴いて、翌日の最終話は全員幸せハッピーエンドになることを確信しましたね。
こんなこと考えながら聴いていたのは会場で私だけだったと思います。文字に起こしても何言ってんだ私は、と言う気持ちです。
おっさんずラブを見ていらっしゃらない方はスルーしてください。見ていてもこの感覚が伝わったのなら、それはすごい。
Es-durとc-mollを行き来する曲がたまらなく好きなんです。ドンピシャです。

それにしても、聴きに来てよかった。この演奏にかかわった皆さん、ありがとう。幸せです。

6/1 VIOLA SPACE 2018 ヴィオラスペース 2日目 その2

【6/1】

引き続き、ヴィオラスペースについて、本選1の様子を書くぞ。
前半2人、後半2人の間に休憩をはさみました。
YouTubeで映像が公開されているので、それも一緒に貼り付けます。

まず、前半の2人。

www.youtube.com


セジュン・キムさん
ブラームスヴィオラソナタ第2番
・ノックス:フーガリブレ

本選1では暗譜しなくていいのだけど、キムさんはどちらも暗譜。
ノックスは2009年作曲現代曲ですよ。
安定した演奏でしたし、落ち着いていてすごい。
現代曲ってメロディの流れとか和声とか感じにくいから、
固めと言うか、ぎぎっと音がするような演奏になりがちだなと思っていたのですが、
この方の演奏はそんなことなくて、自然に演奏で驚きました。普通に弾いてる。
なんかドラマチックだし、なんなら阿波踊りが出てくるし、なんだこの曲と演奏は、いいぞ。

 

近衛剛大さん
・野平一郎:戸外にて
ブラームスヴィオラソナタ第2番

き、金髪。パレードの林遣都かと思うような見事な金髪。それは置いておいて。
何でこの曲にしたんだろ。こう、止まる場面が多くて、流れもあまり感じられなくて、
聴いてると次になかなか行けない感じです。現代曲っぽいと思いました。
音色はなんだか神経質な雰囲気がします。触っちゃいけなさそう。
ブラームスの第2番は2回連続で聴いてもめちゃくちゃいい曲だ。


後半の2人。

www.youtube.com


ルシャオ・ファンさん
リゲティソナタ
ブラームスヴィオラソナタ第2番

リゲティは同じテーマを繰り返していたな。繰り返しって、同じだけど弾いてて飽きちゃいけないし、
聴いてる方が飽きちゃうのもいけないかと思うので、そこに神経使っているのかなと想像しました。
繊細な、細やかな雰囲気のする演奏でした。ブラームスは何度聴いてもいい曲。

 

ジーユー・シェンさん
・ツィンマーマン:ソナタ
ブラームスヴィオラソナタ第1番

ツィンマーマンの曲は重音があって大変そう。でも、私はこの曲がちょっと好きです。
それと、4人のファイナリストの中で一番好きな音でした。腕力が感じられるような強い音がしました。
というか、この方の音色とツィンマーマンの曲が合ってるんじゃないかな。
ブラームスは1番もいい曲です。

 

このコンクールは聴衆賞と言う部門もあり、観客が投票して決まるのです。
ちょっと楽しい企画ですね。

当然なんだけど、4人ともうまい上、めちゃくちゃ真剣に音楽しているのでとても感動しました。
コンクールという緊張が高まる場所だから、こんな演奏が聴けるのでしょうか。とてもありがたいです。
おまけに後日は4人分のヒンデミットが聴けるなんて、高まるほかありません。

同日夕方に行われたガラコンサートについては、別記事に書きます。

 

6/1 VIOLA SPACE 2018 ヴィオラスペース 2日目 その1

【6/1】

本日もヴィオラスペース(ヴィオラの宇宙!)です。

ヴィオラスペースでは、3年に一回の周期で「東京国際ヴィオラコンクール」が開かれます。
今日の午前はコンクールの本選(ブラームスと現代曲)、夜はガラコンサートとなりました。


このコンクールと言うのがとても過酷なもので、6日間にわたって行われ、課題曲がとても大変。
全部で9曲あるのですが、書き連ねてみます。


第1次審査

シューベルトアルペジオーネソナタ イ短調D821よりいずれか1つの楽章(1次審査当日朝発表)
ブリテン無伴奏チェロ組曲(編曲:今井信子)よりいずれか1曲※暗譜
・第1番より Ⅱ.Lamento、Ⅳ.Moto perpetuo e Canto quarto
・第2番より Ⅴ.Ciaccona
・第3番より Ⅴ.Dialogo、Ⅵ.Fuga、Ⅶ.Recitativo、Ⅷ.Moto Perpetuo


第2次審査

武満徹(細川敏夫編曲):ア・ストリング・アラウンド・オータム(ヴィオラとピアノ版)
J.S.バッハ:フーガ ハ短調(原曲:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001よりフーガ)※暗譜
⑤野平一郎:トランスフォルマシオンⅢ~J.S.バッハの5つの断片による~ヴィオラ・ソロのための
⑥下記の作品よりいずれか1曲
シューマンアダージョアレグロ 作品70
シューマン:幻想小曲集 作品73
シューマン:3つのロマンス 作品94
シューマン:ヴァイオリンソナタ第1番イ短調 作品105より第1、2楽章(ヴィオラ用に各自で編曲)
シューマン:おとぎの絵本


本選1

⑦下記の作品よりいずれか1曲
ブラームスヴィオラソナタ第1番ヘ短調 作品120-1
ブラームスヴィオラソナタ第2番変ホ長調 作品120-1
ブラームス(リーブル編曲):ヴィオラソナタト短調(原曲:ヴァイオリンソナタ第1番ト長調 作品78)
⑧下記の作品よりいずれか1曲
・B.A.ツィンマーマン:無伴奏ヴィオラソナタ(1955)
リゲティ無伴奏ヴィオラソナタ(1991-1994)より第1、6楽章
・野平一郎:戸外にて~ヴィオラ・ソロのための(2003)よりいずれかの2つの楽章
西村朗無伴奏ヴィオラソナタⅠ〈旋回舞踊〉
西村朗無伴奏ヴィオラソナタⅡ〈C線のマントラ
・ノックス:無伴奏ヴィオラのための Fuga libre(2009)
・細川敏夫:ヴィオラのための哀歌‐東日本大震災の犠牲者に捧げる‐(2012)
藤倉大:Engraving for viola(2014)


本選2

ヒンデミット:白鳥を焼く男※暗譜

 

この課題曲たちをこなして人前で弾けるだけの実力があれば、立派な奏者だよ…。
つまりこのコンクールに出演する準備をした人たちは全員立派な奏者だよ…。

曲数が多いし、現代曲は3曲あるし、6日間と言う短期間で本番をしていかなければならないなんて、過酷だよ。
いつから準備したら間に合うんだよ。1次審査で落ちたら2次審査と本選の曲は練習しても演奏できんのかい。
いや、準備することが大事なんだから演奏できなくてもいいけど、演奏できた方がいいに決まってるやん。
シューマンブラームスなら既にレパートリーだろうけど、それにしても奏者への要求がすごい。

課題曲を決めてるのは信子さんとタメスティ氏だろうから、彼らが考える
ヴィオラ奏者にとって必要な要素がこの課題曲たちに込められているんだろうと想像します。
原曲がヴィオラではない曲も現代曲もバッハもブラームスもコンチェルト、ソロ、アンサンブルにも対応できて、
なおかつタフでないとだめだ、ということが私には読み取れました。
それにしても現代曲の比重が大きいですよね。
ヴィオラってヴァイオリンに比べたら協奏曲の数が少ないし、ソロでの曲だって少ないと思うので、
必然、今書かれた現代曲を演奏する機会の方が多くなっていくと思うんです。
1800年代以前のヴィオラの役割が大きい曲ってブラームスシューマンモーツアルトと、なんだっけって感じですし、
それから時代ちょっと進んでヒンデミットブリテンウォルトンときて、あともう現代曲ばかりという感覚がします。

私がこうグダグダ書いていることより、審査員の方の言葉の方が短くて的確なので引用します。
前回のコンクール本選直後の記者会見でのハリオルフ・シュリヒティヒ氏のコメントです。

 

初めてこのコンクールの課題曲を見たとき、非常にびっくりしたのを覚えています。
曲数が多いし、ヴァイオリン曲もあればチェロ曲もある、そして現代曲もたくさんある。
今まで、たくさんのコンクールに審査委員として参加してきましたけど、
このコンクールは、いったい誰が受けるんだろうと思ってしまいました。

 

わたしも完全に同意します。

どんなコンクールかを書いているだけで結構な量になったので、別記事にコンクール本選と
ガラコンサートについて書こうと思います。

5/31 VIOLA SPACE 2018 ヴィオラスペース1日目

【5/31】

半日会社行って、午後は上野へヴィオラスペースを聴きに行きました!至福の時間!


ヴィオラスペースとは、毎年開かれる、ヴィオラがメインの曲を演奏する演奏会、
ヴィオラのワークショップ(公開レッスン)をメインにした音楽祭、ヴィオラの祭典ですね。
私のようなヴィオラを演奏できない人には、演奏会がメインのお祭りです。
ここに呼ばれる演奏家はまあ、うまい人ばっかりなので、毎年行くことはできなくともチェックはしています。
ニッチな聴いたことない曲もよくやるのでそれも楽しみ。
あと、わたしにとってヴィオラはとても好きな楽器なので、この音楽祭は毎年楽しみにしています。
5年くらい前からヴィオラスペースの存在を知っていますが、一度も東京公演を全日行ったことがありませんでした。
ヒンデミットアニバーサリーイヤーですら、弦楽四重奏の公演を逃していたと思います。わたしはヒンデミットが大好きなのです。
ですので、一度はすべてのコンサートに行ってみたいと思い、今年はなんとそれが実現しました。幸せです。


とりあえずこの日のガラコンサートでの曲目を書きます。


ガラコンサートⅠ「子供の情景


バルトーク:44の二重奏曲より
32.マラマロシュの踊り
21.新年の歌Ⅰ
22.蚊の踊り
28.悲しみ
43.ピッツィカート
36.バグパイプ


シューマン:おとぎの絵本 作品113


プロコフィエフ/ボリソフスキー編:バレエ音楽ロミオとジュリエット」より
「少女ジュリエット」
「騎士の踊り」


クラーク:ヴィオラとチェロのための2つの小品


ブラームス:アルトのための二つの歌 作品91


ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ


杉山洋一:ヴィオラ四重奏のための「子供の情景」(原曲 R.シューマン)より
1.見知らぬ国と人々
7.トロイメライ
8.炉端で
10.むきになって
9.木馬の騎士
12.寝入る子供


ハイドン/アンゲラー:おもちゃの交響曲


バルトークは奏者が3人(タメスティ、ファイト・ヘルテンシュタイン、原ハーゼルシュタイナー麻理子)が、
交代しながら2重奏を演奏していました。
曲の並びも考えてあって、緩急あるようにしてありました。グッド。


ブラームスメゾソプラノヴィオラ、ピアノの3重奏になるんですが、こんな美しい曲があるのかと驚きました。
機会があるなら歌いたい曲になりました。
あと、ソプラノの波多野睦美さんの発声やドイツ語発音が理想的で、とても好きになりました。
ホントに素晴らしい演奏でした。


そしてトリを飾った、おもちゃの交響曲桐朋学園音楽教室に通っている子供たちがメインでの演奏でした。プロの演奏家たちも混じる。
なんと、小学生の少年が、今井信子さんにAの音を出すなんて、いや、彼がコンマスなんだから
当然そうするものですが、わたしは「なんと貴重な、恐れ多いようなものを見てしまったのだろう」
とドキドキしていました。
今井信子さんなんか、赤いリボン(ミニーちゃんがつけているような)つけてくるし、
神経研ぎ澄ました演奏は終わり、かわいくて楽しい曲を楽しもう、というトリでした。
実際、いい演奏だったしね。今日一番よかったかもしれない。


こう、超一流の演奏を聴くと心が洗われるというか、洗濯されるというか、とてもすがすがしい気持ちになります。
サイコーです。サイコーすぎてどうかしそう。

5/16-30 カリギュラOD始めた

【5/16-30】

会社行って、カリギュラODとP3DとP5Dが発売されたので購入して、歌のレッスン行って、
職場の人と飲み会して、映画コナン見て、flowers買って、結婚式二次会の幹事お疲れ会をしました。


2週間のうちに3本も買うソフトがあるというのはなかなか痛手だが、しょうがない。やりたいゲームならしょうがない。

とりあえずカリギュラODを始めた。

 

Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ - PS4

Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ - PS4

 

 

バトルがよくわからなかったけれど、わかっってきた。
出す技を決めて、技出すタイミングも決めて、そうするとシミュレーション動画が流れて、OKすると実際の攻撃になる。
シミュレーションでは決まっていた攻撃が、ステータスの素早さや命中率の高さにより実際には外すこともある。そんな感じ。
4人パーティで近距離、中距離、遠距離の仲間をうまいこと組み合わせて戦います。
なんだかんだ、ずっと使っているせいか、ダンジョンで拾うポイントを全部突っ込んでいるせいか、
主人公が一番使い勝手がいい。火力があって、中距離だから攻撃も食らいにくく、カウンター攻撃もある。
あと長距離の笙悟、槌使いの美笛ちゃん、ガード外しも持ってる槍使いの鈴奈ちゃんあたりがいいです。
総じて近距離のコタローやショータアオイなどは使いずらい。すぐに攻撃くらいがち。
空中に上げる技と空中でヒットする技、ダウンさせる技とダウンの時に使う技、
積み上げたリスクから攻撃力が高い技につなげるなど、いいコンボができるといいんだけど、大体銃の打ちっぱなしで勝ってる。
それからバトルを続けていくと、技ゲージのようなものがたまって、必殺技が出せるようになるので、
楽士とのバトルの際はこの必殺技用ゲージをパーティで2~3人くらいマックスにしてたたいています。
難易度イージーだし、今のところ余裕で勝てています。
ダンジョンでは曲が流れているのですが、倒すべき楽士の作った曲で、ダンジョンごと楽士が変わるに伴い、曲も変わります。
ダンジョン探索中は伴奏のみ、戦闘になるとボーカルが入って、ちょっと高まります。
楽士はクチナシさんまでたどり着いてますが、今のところお気に入りなのはstorkの曲です。絶叫感がいい。

物語冒頭、帰宅部という陣営に入ったけれど、敵対する楽士陣営にも密かににスカウトされ、
本物の二重生活をしている。相当ヤバい部類の綱渡りをしている。学生と黒の教団なんてもんじゃない。
警察とキラくらいの勢いで危ない綱渡り。今の時点ではどちらに与するか、宙ぶらりんなのですが、
いずれはどちらかを選ばなければならないので、その際、裏切った方の陣営にどんな罵声を浴びせられるか、どきどきです。
あ、でも、正直、楽士の方に傾いてはいる。
ソーンちゃんは一緒にお風呂に入ってくれるし、スイートPはめんどくさい中間管理職を買って出てくれるし、
トークも少年ドールも自分の欲求やこだわりに素直だし、割とこの人たちといたら安らいでいる。
帰宅部は、実は瓦解の恐れがあって、その種がいくつもある。
鼓太郎を異様に下げるメンバーの発言や、男嫌いの女、社長、更に序盤には「あんたがいないと帰宅部は成り立たない」
とまで信頼を置いていた琴乃までもがその一つである。
そして極めつけは主人公のスパイ、敵対行為ときたもんだ。こりゃ瓦解するっきゃない。
それから帰宅部にいるとギスギスした感じで居心地が悪い。あんまり他人に協力する気ないんだよ。
とりあえず自分が現実に帰れればいいんかね。
そんなわけで、ストーリーは今後も期待。


余談ですが、草間弥生さんのことを指しているのかと思った。現代病理って何でもあり。

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一つショックだったのが、マップについてで、
右下に小さくしか表示されないもんだと思ってたら□ボタンで大マップになった…
ショッピングモール広すぎてしんどかった…もっと早く気が付きたかった…

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コナン映画は相当ツイッターでにぎわっているのを見たり、同僚も「すごい良かった」と言っていたので、
見てきました。安室の女になれて満足です。コナンの映画は毎年面白いので言うことなし。


麗しのヴァンパネラがいたので連れてきました。

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和月先生も映画や宝塚の後にるろ剣を書き始めたから、こういう風に原作者の創作意欲を掻き立てる流れはたいへん好ましいです。
それはともかく、アランの顔が柚香さんに寄っているように感じるのは気のせいだろうか。

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どっちでもいい。どっちも本物だからな!それにしてもグッチのような柄のジャケットだな。
一般人には着こなせないよ。内容としては、なんとアランの復元を目指すらしい。
40年も寝かせた甲斐のあるシナリオですね。舞台も現代になってるし。
40年エドガーは何してたんじゃい、と言うのにも立派なアンサー。
「アランが消滅したのがショックすぎて寝てた」なんて、深い愛なんだ。もうそのままでいてくれ。
自分の半身のようにお互いのことを思いあっていてくれ。

もっと言うと、先月号の予告カットが麗しかったのでそちらも載せておこう。

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5/1-15 「あかねさす紫の花」観て英雄ポロネーズを弾いた。

【5/1-15】

会社行ったり、友人の結婚式二次会へ行ったり、歌とピアノのレッスン行ったり、飲み会あったり、
コシファントゥッテ観に行ったり、あかねさす紫の花ライビュ行ったり、P5コラボカフェ行ったり、ピアノの本番したりした。


結婚式二次会の幹事だが、相方の幹事が細かい所の準備を沢山きめ細かくしてあり、圧倒された。
二次会にしか出ないメンバーもいるので、その人たちからのメッセージを集めたり、
二次会の写真集を作ろうとしたり(実際作ってしまった)、台本を考えたり、席順を考えたり、もうすごい。
私がしたことなんて筆記用具と集金用の箱を持ってきた位である。なんて差だ。
ビンゴしたり、写真撮ったりしていたらあっという間に終了時間だった。
久々に会う友人たちもいたけれど、全員と話しつくすことはできず、残念でした。


須坂までコシファントゥッテ観に行きました。オペラを通しで見るのは初めてです。
役が付いている歌手はプロの人で、合唱はアマチュアの人たちだったようです。
デスピーナのアリアいいですね。同級生が試験で歌っていたぶりに聴いて、歌いたくなりました。
ただ、合唱団の動きだとか登場の仕方だとかが、舞台映えしないというか、ぱっとしない感じだったので、
まだ良くなる感じがしました。演出の仕方を、他の公演観たりして参考にすればきっとより良くなる。


あかねさすのライビュは府中まで観に行きました。観に行こうと決めたときには、
新宿や池袋など主要な駅に近い映画館のチケットは完売済みであった。
会場は私が生涯今までで入った映画館の中で恐らく一番多くの人が入れた場所だった。1000人くらいかな。ちなみに満席です。
何であかねさすをわざわざと府中までライビュ見に行ったかと言うと、何回も再演されてる演目という事、
ポーの花組という事、信仰している柴田侑宏&寺田瀧雄コンビの作品という事の3点です。
感想、最高に心に響いた演目だった。

主人公は天皇である兄に自分の嫁をとられてめそめそしているところ、10くらいに育った自分の娘に会って、
その子が歌った歌にかつての自分と元嫁を思い出して感極まってしまう場面なんか、ほんと素晴らしい。これは感動する。
公演の冒頭に、幼少期の主人公たちを書いておいたおかげで、見てる方にもグッとくる本になってました。
あと、柴田先生はしばしば感情やキャラクターの関係性を踊りで示す脚本を書いており、今回もありました。
何回見ても、グッとくる。感情を踊りにするってのはこういう事ね。3角関係を踊りで表していた。素晴らしい。

ショーのサンテは、久々にショーを見たもんだから、とても幸せな気持ちになりました。
あのキラキラでド派手でテーマ曲を冒頭と最後に歌って幕と言うのは、爽快感がありますね。好き。
ただ惜しいのは、あっという間に終わってしまうことだ…さみしいよ…。

 

 この公演の映像が見つからなかったが、なぜかこんな商品があった。


ピアノの本番は、英雄ポロネーズを弾いたんですが、3月の本番よりは、よかったです。
自分の感情と言うか、この部分をこういう風に弾きたいんだ、と言うのを出しつつ、ミスタッチを沢山し、
ピアノ(ベーゼンドルファーだった)の特徴を弾きながら感じて、弾くときにそれを頭に入れてタッチを調整して、
冷静に弾けました。久々に、楽しく弾くことを意識した本番でした。ちょっとだけ、楽しかったです。

聴きに来てくれた友人いわく、観客が好きな曲だから、うなずきながら聴いてる人がいたよ、と言ってくれてうれしかった。
次の本番もがんばってこ。夜は友人とシアトルで夕食!サイコー!

4/16-30 まゆたん

【4/16-30】

会社行ったり、布教会したり、ピアノのレッスン行ったり、友人の結婚式二次会の打ち合わせをしたり、
軽井沢アペリティフのイベントへ行ったり、テノールのコンサート行ったりしていた。


布教会ではユーリを見てました。


ピアノのレッスン、この先生の所へは5年ぶりくらいに行ったのだけれど、相変わらず熱くてびびった。

先生「あなたは昔の自分の亡霊にとりつかれている!今の自分でいいのよ!!」
わたし「????」

こんなかんじ。
楽譜に書き込まれているクレッシェンドとか、マル印とか、そういうのばかりにとらわれるな、と言いたかったみたいです。
大学時代はとにかく曲が弾けないとお話にならないので、書いてある音を出せるようにしていたのだけど、
そのかわり、曲から感じる熱とか、美しさとか、かわいさを感じて、ピアノで音にしようとしてこなかった。
簡単に言うと、感情をこめて演奏してなかったことを先生に指摘され、ちょっと涙が出た。
ごもっとな話で、ずばり図星だったのです。あと、ちゃんと演奏を聴いてくれた先生に感動して感謝した。


結婚式二次会の幹事を任されたので、もう一人の幹事と新婚夫婦と打ち合わせ。
高校の同窓会化のような状態になることが想像され、今から楽しみである。
ただ、幹事をしたことがないし、当日忙しそうでちょっとどきどきしている。
でも相方がきっちりしている人なので、相当安心と言うか、気を抜いている。


軽井沢アペリティフは、明るいうちからシャンパンやロゼ開けて、つまみをつまみながら楽しむイベントでした。

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フランスではこういう食文化があるよ、という事だったけれど、全然ピンとこなかった。
来ている人たちも仕事関係げ来ている人ばかりのようで、そこかしこで名刺交換が行われていた。
ここで驚いたのが、まゆたんこと、漫画家の新條まゆさんが会場にいらっしゃったこと。
彼女はインテリアのデザインや家具の販売、貸出なんかを副業にしているらしく、この会場の置物なんかを依頼されたそうだ。
例えばシトロエンバス。

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すごい。すごい趣味だ。
ちょっとだけお話もできてとてもうれしかった。ヴィトンジャケットにヴィトントートバックなことを指摘すると、
「ヴィトラーなんです」とのこと。一般人には縁のないラーだ。初めて聞いた。
快感フレーズや愛俺を読んでました、と告げると、とても喜んでくださって、あ、新しい作品も読まなきゃな、と思いました。
来ている人たちがどう考えても地元民ではなく、会社経営してそうだったり、都会の雰囲気の人の中でパーティって言うのは、
気が引けてビビッていたけれど、まゆたんのおかげで、かけがえのないのない思い出になりました。楽しかった。


テノールのコンサートは、カフェみたいな小さいスペースで行われたのだけど、
ピアノの調律が残念で、こんな音でピアニストも歌手もいいんかい、などと思っていた。