【5/26】
朝・昼:忘れた
夜:カレーコロッケ
会社行って歌うたって寝た。
【5/27】
朝・昼:忘れた
夜:野菜のかき揚げ
会社行って図書館行って帰って「新世界より」読んで寝た。
3時くらいまで読んでいたけれど読み切れなかった。
【5・28】
朝:白米、梅干し、シジミのスープ
昼:スモークチーズ風味のカップ麺
夜:冷食パスタ、湯葉、ニラ餃子、酒、かんてんなど
会社行って図書館行って同期会した。
宅飲みでした。一人1500円くらいでおなか一杯食べられた。
冷食、惣菜パーティー状態だった。
お昼休憩で「新世界より」了読。
感想、本筋はまあまあいい感じ、とがっていたのは本筋ではないところ。
新書バージョンを読みました。自分にとって京極以来のレンガ本、辞書本である。
本筋は未知を知るために冒険したり、人を助けるために東奔西走したりする感じ。
主人公の一人称で語られるため、主人公が知りえない情報は読者には伝わらない。その点少し不満が残る。不確定な事実は主人公の推測のみで終わってしまうところもあり、SFというかファンタジーというか、世界説明に大半を割いている本なので、わからないところがちょっとあると引っ掛かりが残る。
それから不思議なのが主人公の地味なところ。作中で彼女の得意分野が明かされるが、すごいことなんだろうけど、それを評価してくれているのは作中人物一人のみなので、あまりすごいとは感じなかった。火事場の何とかや覚醒ターンもなく、彼女が活躍するのは「なんかこっちのほうは嫌な感じがする」とかの直感能力や、戦術面であった。呪力という名の超能力が跋扈する世界ではいささか地味目である。でも彼女の活発的な行動のおかげで、ちゃんと物語の渦中にいる。得意分野が地味でも主人公になれるんや。これ、実は作者のちょっとした挑戦なんではないかな。
最後にとがったところについて。それはもちろん男男間、女女間、男女間の恋愛観念である。男同士女同士異性同士の性接触がたいへんおおらかな世界で、学校帰りとかに木陰でいきなり始まってしまったり、敵地にいるのに始まったりしてしまうのには目をむいた。一番衝撃が大きかったのは主人公がネームドキャラ(男同士)の場面を盗み見しているところでした。なんだこれは。作中最も印象に残るところである。
とがっているところもあるし、本筋もきっちり冒険譚というかパニック映画しているので、いい作品だと思います。