wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

4/1-6 宝塚観に行ってきた

【4/1】

早出の日でしたので15時上がりだったが、具合が悪いせいで返ったらひたすら寝ていた。

 

【4/2】

ポケモンホワイトを少し進める。
ポケモンはほのぼのしていていいですね。
こう、死が迫りくる恐怖がない。強敵を前にした絶望感もないしな。心穏やかだ。

 

【4/3】

会社行って帰って少し女神異聞録ペルソナをした。
セベクビルの1階まで到達。
大企業のビルだというのに、回復ポイント、セーブポイント、受付、エレベーター、地下入り口しかないへんてこなビルです。
先に進めばきっとベルベットルームもあるのではなかろうか。
最近やっとこ悪魔交渉できるようになってきたので、悪魔合体したいのよー。まだ全員初期ペルソナで戦ってるの。

それと夜はNHKの番組「プロフェッショナル」で豆腐職人の方を取り上げていたのだけれど、この人、豆腐作りながら哲学を考えている。
生きているか死んでいるとか、一番いいものとそれぞれにとっていいものどちらを取るかとか、そんなことを考えながら豆腐を作っていることに驚いた。
多分、この人が学生の時に専攻した分野なんだろうけど、それが今もなお人生に息づいているのに驚いた。
それから、儲からない仕事だけど、寄せと言われるにがりを入れる工程のために生きている、の発言も新鮮だった。
まじで金にならないけど、刹那の楽しみというか、生きがいというか、やりがいというか、そのために生きているんだそうだ。
わたくしは普段、金かね金かねと言って生きているけれど、こういう生き方も可能なんだ、俺にもできるかな、と思った。
あと、豆腐がおいしそうでした。
小学生の時に豆腐を作ったことがあるけれど、苦いし固いし量は少ないし散々だった記憶がある。
児童が豆腐を作るのは難しかったんだろうなぁとしみじみ、改めて思いました。

 

【4/4】

会社行って帰って葛葉ライドウについて調べていた。
アトラスのニコ生に杉田さんが登場するたび、ライドウライドウ、とおっしゃるので「そんなにいい作品なのか」と気になって調べた。
ライドウは、世界観が大正なのがとても素晴らしいです。明治、大正、昭和初期の都会の雰囲気がとっても大好きなんです。
洋服の人と和服の人が入り混じっていたり、レトロな車と馬車が一緒の道を走っていたり、外套がおしゃれだったり、
そんなところがとっても大好きなので、雰囲気はどんぴしゃ大好きです。
ただ、戦闘がコマンド方式ではなくアクション方式なので不安なところ。
今までコマンドバトルしか経験が無いよう。

 

【4/5】

夜:ビール、カルパッチョ、肉

会社行って宴会でした。

 

【4/6】

昼:お弁当

会社休んで東京宝塚劇場行って観劇してきました。

宙組のお芝居演目「王妃の館」とショー作品「VIVA!FESTA!」を観劇してきました。

わたくし、10年ほど前は宝塚狂いも甚だしく、全組のトップスター&娘役はもちろんのこと、
各組の男役5番手くらいまでは名前と顔が一致して、大劇場公演はもちろんバウホール
全国ツアー、梅田、博多、赤坂などで行われる演目と主演を把握しているくらいの狂い様でした。
今となっては宙組で名前と顔が一致する人なんて組長のすっしぃ(寿つかさ)さんしかいなくて、
さみしい気もしたんですが、すっしぃは私の記憶の中のままの彼女でいてくださったので、
なんだかうれしかったです。わたしの記憶と今の舞台も繋がってるんだよなぁなどと思いました。


芝居演目の「王妃の館」は同じ題名の小説を原作に舞台化したものです。
何年か前に水谷豊さん主演で映画が公開されました。
高級ホテルのダブルブッキングを発端に展開されるコメディ作品です。
宝塚でここまでコメディに振り切れるのも珍しい気がしました。それゆえか、恋愛要素はほぼなし。
このコメディが薄ら笑いじゃなく、ちゃんと面白くて笑えたのが高評価です。
笑えた要素の一つがキャラクター。傷心旅行のおかま、おかまに迫られる警察官、
羽振りがいいカツラの不動産業者、経営している会社が倒産しそうな夫婦、
自分勝手な小説家、彼氏いない歴=年齢の出版会社編集者など、など、登場人物の数はとにかく多いのに
全員のキャラクターが被ることなく、潰しあうことなく、端的に提示してくれて、
見ている方としてはスッと人物関連図が入ってきました。すごいことだと思います。
脚本を書いた人はとてもうまくまとめたなあと感心しました。
原作の小説でも、もちろんうまくキャラクター同士が機能しあっているんだろうと想像に難くないです。
脚本を書いた人は今回が大劇場デビュー公演だそうです。これからもバリバリやっていってほしいと思います。
勉強することを辞めてしまった大先輩なんか押しのけて、いい作品を書いて公演にこぎつけてほしいです。
それはともかく、どうして国王は思い人に会えなかったんでしょうか。ラストでは会えましたがね。
それから国王の思い人とその子供のシーンが演目の前半と後半で挿入されていましたが、
前半と後半で言っている内容が違うのはなぜなのだろう。そのあたりがわからなかったです。

ショー「VIVA!FESTA!」は王道なショーでしたね。
初っ端は全員参加で派手に華やかに引き付けて、短いストーリー性のある部分も入れて、
群舞があって、デュエットがあって、最後は初っ端に歌った曲で〆る。
一番記憶に残ったのは「ソーラン、宙組!」の歌詞です。誰だこれ言い出しっぺ。構成考えた人か。
王道でオーソドックスで、いいショーだったと思います。

ショーが終わって幕が下りるかと思いきや、途中まで降りて戻って、組長から挨拶がありました。
なんと「王妃の館」原作者の浅田次郎さんが本日観劇にいらしているとのことでした。
わたしの席からは浅田さんの姿は確認できませんでしたが、確かにいらっしゃったようです。
それからトップ男役の方からも挨拶がありました。レアな時に巡り合いました。


ひさびさに、と言っても2年ぶりかな、宝塚はやはり楽しいですね。

 

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

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