wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

10/11-16 史上最も困難な本番終わった

【10/11】

回復してはピアノ弾くという感じ。

 

【10/12】

本番直前で練習のつめ。

 

【10/13】

ハロプロを見て少し復活する。

 

【10/14】

モナーク発売!積みゲーになるけど、定時退勤ダッシュして回収してきた!発売おめでとう!!

 

 

練習してるけど疲れてる。

 

【10/15】

本番前日にプログラムノートを完成させるという突貫工事を決行。ギター楽しく一生懸命弾いてたら指先がしびれる。明日本番。やばい。虚無。

 

【10/16】

夜:寿司、ビール

本番が終わった。私が経験してきた本番の中で、最も困難な本番が終わった。

なぜ困難なのか。
全3楽章のソナタ2曲ともう1曲、感覚としては7曲、時間にして40分弾き続けるという時間も曲数も自分にとって最大最長だったからだ。こんな量の曲を暗譜で臨むのも生まれて初めてだった。

そもそもソナタを全楽章通して弾くことが初めてだった。
自分でホールを借りて発表会をするのも初めてだった。


ありとあらゆる困難があったけれど、何とか完遂できたのはなぜか。
困難を解消しようと、日々くたばりながらピアノを弾いてきた自覚と自信。
叱咤激励、私のクズ演奏でも何とか褒める所を見つけて私をその気にさせ、当日はお祝いまでくれた師匠。
そして一緒にやろうよと企画し、互いにのって、チラシとプログラムノートの作成、演奏もした天使。
発表会、楽しみにしているわと声をかけ、会場に足を運んでくれた恩師、職場の同僚。
自分と他人がいなければ完遂できなかったであろう。

演奏は課題を残すところがあるが、やりきった感覚はある。今回の選曲は、中学時代に出された課題だけどクリアできなかった物(ベートーヴェンOp.13)、大学時代に出された課題だけどクリアできなかった物(モーツァルトK.457)、大学時代に本番を迎えたけれど譜面をあけられなかった物(BWV914)と、心残りがある物で詰め合わせた。これで心残りから卒業できる。


ピアノというのは、一人で本番を作らずダラダラ練習して趣味とすることはたやすい。でも、しっかりと譜面をあけて音楽的に構成を作って演奏するには、本番が欠かせない。私のようなド底辺ピアニストにとっては特にそうだ。
ともかく、良かった。


本番後は軽井沢ドライブして、パン屋で11円のシッパーへ文句言う人を見つけ、天使とショパンコンクールを眺めながらツルヤの寿司をつまんでいました。幸せだね。

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