wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

12/30-1/2 エヴァ一気見した

【12/30】

エヴァ一気見企画初日。TVアニメ版を見てました。「男の子でしょ!」「男のクセに!」などが多いので今の新劇場版では言わないかもしれない。ポリコレ案件でしょ。10年くらい前にアスカ登場の回まで見たんだけど、それまでの間に自分がひかれるポイントが全然なくて見るのをやめてしまった。今回もとりあえず全然自分の琴線に触れる場所か無かった。多分、新劇場版もそうであろう。てか私はコレでも教員志望だったので、子供がこれほどまで追い詰められている状態を見たくないし、作中人物の大人たちは子供たちに全然寄り添っていないところが本当に嫌。本当は見たくない。でも、なぜエヴァがこれほど売れているかを知りたいので、明日も頑張って見るぞい。

今日はテレビ版全話と劇場版総集編とAir/まごころを君に、まで見ました。このAir/まごころを君にって何でスラッシュ入ってるんだ?と思っていたんですが、25,26話という意味かと長年の謎が解けました。それにしてもテレビ版の25,26話は本当に具合が悪くなった。ただ具合が悪くなるためだけの映像だった。24話のハッピー感からの25-26話の落差は具合が悪くなった。ほんとひどい。頭痛くなるわ。24話まで誰もカヲルくんからシンジくんへの気持ちみたいなピュアで温かいもの、持ってなかったでしょ。だからいいんだよな。石田彰はおいしいところだけもっていく。14歳に対してみんなおしなべて厳しすぎる。総集編はツギハギ感がすごかった。

緒方さんや宮村さんがモブ役をバンバンやってるのにもビックリしたな。

何で大ヒットしたかは、全然見ても分らないからですね。分らないから分ろうとして何度も見たり考察したりして広まったんだろう。昨日の「くしゃがら」みたいなもんだわ。分らないから知りたい、ハマる。ただ複雑にすれば良いというわけではなく、キャラの一貫性や絵や演出、アニメの要素色んな所が高いレベルだったのがベースにある。エヴァの戦闘シーンとか体操選手とかボクサーだもんな機敏さが。あとシン・ゴジラの元になってるなというのはしみじみ感じた。専門用語バンバン言ったり状況がどんどん変化する戦闘場面なんか特にね。アニメでこういう演出されてもさほどとがっているとは感じないけど実写の方が迫力あるなこういう場面は。


一番驚くべき点は、視聴者でさえ頭がおかしくなりそうな作品を、未だ四半世紀経っても新たに作り出している制作陣の精神力である。いくら金になるからってもう作りたくないでしょうこんな大変な作品。

 

【12/31】

エヴァ一気見企画2日目。新劇場版序見ました。テンポいいし絵もいいし音もいいけど、初見者お断りといっても過言ではないほど世界設定の説明が皆無。鬼滅映画で「初見の人に全然説明してない」と指摘されていたけどそんなもんじゃない、全くキャラの説明も目的も世界設定も今後どうなっていくかもひとつも言わない。素人はまねできません。「テレビアニメ見た人しか来んやろ」というバッサリ感がありありと感じられた。そしてそれはテレビアニメをみていない人をも巻き込み広がっていったんでしょうね。

 

【1/1】

エヴァ一気見企画3日目。新劇場版破と「巨神兵東京に現る」を見ました。破が最高の終わり方しましたね。世界滅んだかと思いきやカヲル君に阻止されたところでヒキ。明日はシンジ君フルボッコにされているとの噂を聞くQなので心してかかりたいと思います。巨神兵は、特にいうことないですね。

あとナウシカ歌舞伎を早起きして見ていたんですが、早起きの弊害でほとんど寝ていた。けれど台本の書き方が思い切りよいこと、笙や琴などの楽器演奏が大変良いことなどは覚えています。

 

【1/2】

エヴァ一気見企画4日目。新劇場版Qを見ました。登場人物のみなさん、人のことを無視するのが得意ですごいわね。アスカが元気なのは良かった。Qのアマゾンレビューを見に行ったわけですが「主人公を取り巻く大人たちに異常者が多い。見ていて気持ちのいい人が一人もいませんでした」の文は全くその通り正しいと思いました。周囲がシンジ君へああいう雑で思いやりの無い対応している末のサードインパクトとフォースインパクトなんでシンジ君は悪くないと思うよ。大人が悪い。しかしあんなにこだわっていた電源はどうしているんだろうね。原子力戦艦でもなきゃおかしいだろうに。エヴァ初号機を手に入れてからはエヴァの不思議な力で動いてると言われれば、ああそうですかと言えるけど、それまでどうしてたんですかね。まぁ、劇場版最新作を見に行ける状態になったので良しとしよう。