11/12　映画「宮本から君へ」観た

【11/12】

連日ピアノの練習で疲弊しているので今日は休養日。

映画「宮本から君へ」を見た。突っ込みが追いつかなかった。とりあえず一つだけ。靖子、お前がまずしなければならないことは公園でラムネを飲むことではなく、そのままの状態で、証拠が残った状態で110するか交番へ駆け込むことだ。それが効果的だというのは、元NHK記者が教えてくれた。そうすれば拓馬くん懲役20年は固いぞ。しかし強姦シーンを見ることになるとは思っていなかったので衝撃だった。そしてされているのが蒼井優というショッキング。新婚ほやほやの蒼井優。ショッキングだよ。

ショッキングと言えば金的ですね。握りつぶしたんだか爪で切ったんだか分らんのだけど、まあ靖子に暴力を振るったものピンポイントに致命的攻撃を与えるのが上手い構成でした。宮本君の気迫から「これは股間に噛みつくのでは」と思ったけど、そうはなりませんでした。噛みついても良かったな。

エンディングは宮本浩次さんが歌っていた。まさしく「宮本から君へ」になった訳だ。上手い。彼の歌い方と映画の雰囲気が同じ方向性だからベストマッチね。

主役二人がとにかく熱量が多く絶叫しながらしゃべるシーンが多いので、観る方にも体力が必要。監督さんがまだ40にもなってないのね。新進気鋭の監督ね。池松壮亮さんと蒼井優さんの演技はもちろんなんだけど、拓馬君も相当よかった。ひょうひょうとしたのがベースなんだけど、非常階段ではズボンを下ろされた辺りでうろたえて、一気に小物になってそのギャップが良かった。局部を思いがけずさらされて、うろたえない人間などいない。