wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

8/13-14 ユーリ!!!オンアイス見た

【8/13】

毎度「真・女神転生マニクロ」でパトりまくっていた。
エリアボスにすら勝てないので、レベル上げをしようとしても、
エアロスが魅了してきやがって、同士討ちをはじめ、主人公も死亡、という流れを今日だけで4回はした。
エアロスのマリンカリンを禁止してくれ。

4回連続エアロスでパトったのは流石に堪えたので、ⅣFinalへ移行。
多神連合の一柱を倒せたので、はっぴー。

 


【8/14】

メガテンをする傍ら、YURI!!!onICEを見ました。
とっても、すごく、いいアニメでした。このアニメを作るのにかかっている手間が尋常ではない。


まず、登場人物の演目ごとに衣装がデザインされていること、また演目ごとに新曲を作ったこと、ここがすごい。
アニメって作業の負担を減らすために、登場人物の服装は私服と制服の2パターンしかないことなんてザラだし、
それが普通だと思うんですよ。
アニメ、カードキャプターさくらの頭のおかしい所は、さくらちゃんの私服がコロコロ変わることに加え、
毎回同級生が作ってくれるコスチュームを着ていたんです。あれは今見ると、当時のスタッフさん頑張ったんだろうなと思います。
カードキャプターさくらは長期間、さくらちゃんの服だけ毎回新作を出していたけれど、
ユーリに関していえば、新しい登場人物5人分の服をある回でいっぺんに書かなきゃいけなくて、
おまけにそれが2回3回と連続で、となると、うわーすごいなー、と素人ながら思いました。

あと曲について。
現実のフィギュアスケートは、映画やクラシック、バンド、Jpopなどから既存の曲を引っ張ってきて滑りますが、
事はアニメーション。DVD/BDにする際、既存の曲は差し替えになってしまうことを、
ジュエルペットサンシャインのDVDBOXを持っている私は知っている。
なので、アニメオリジナルの曲を登場人物のショート、フリーごとに作らなくちゃいけないというのは理解できるけれど、
本当にやってしまっていたのには驚いた。曲数がとんでもない。ものすごい労力。
スケートで使われる曲の設定も、凝っていて、その点もいいな、と思います。
「Sall we skate?」の、映画の劇中曲で、何人ものスケーターが滑っている定番曲、とか凝ってる。
あと、「離れずにそばにいて」はプッチーニだし、「サマルカンド序曲」はブラームスだし、
ポポーヴィチのショートはチャイコフスキーのオペラかバレエ曲だし、
「ピアノ協奏曲ロ短調アレグロアパッショナート」はラフマニノフかラベル(ユリオはロシア人だからラフマかな)だし、
曲かいている人も「実際にフィギュアスケートで使われてそうな作曲家のイメージ」みたいなのを考えていたのだろうな、
というのが伝わってきて、好感が持てました。
あと、曲のバリエーション、方向性てか種類も豊富だしね。「人間やめました」いいね。
あとあと、個人的なこと、作曲家の内一人が自分と同い年なので、なんかいいな、と思いました。

他の点について。
主人公とコーチの距離の近さについては、調べなくても耳に入っていたのですが、それでも「おいおい」と
ツッコミながら、げらげら笑っていました。
どの登場人物も、視聴者に好きになってもらえそうな特徴を一つは持っていました。大事なことだ。
話の展開が早く、目まぐるしい。よって飽きずらい。各話のほとんどがスケートシーンなので、動かすのが大変そう。
スポーツものにありがちな、故障や登場人物同士のいさかいがない点がよかった。あれやられると、またかーってなる。

あと、見ればわかるけど、一人一人の振り付け考えてるのもすごい。すごいしか出てこない。

一見の価値あり。できればリアルタイムで見ていたかったな。