wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

5/30 ギャラリーのはしご

【5/30】

東京へ行った。寄った場所は、清美が参加しているグループ展、都美クリムト損保ジャパン日本興亜

京橋は初めて降り立ちましたが、なんだか画廊やら会社がある街でした。シックな街。
作家はみんなそれぞれ違う毛色の作品だけど、みんなそろってもなじんでるのが何だか不思議ね。

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そっから都美クリムト。もしこの世に女がいなかったら、この作家は存在しませんね。
作品を作る時のフレッシュ感は大事、というのが最近わかったんですが、
どうやってフレッシュ感を得るかというのは作家によって異なる。
旅をしたり、作風を変えたり、やり方を変えたり、同じものでもその都度観察したり、道具を変えたり、
友人たちと話したり、寝る相手を変えたりする。彼の場合は明白ですね。女が切り替えスイッチ。
接吻しか知らないで行ったんですが、ベートーヴェン・フレーズなんて大作の方が代表作になるんじゃないかと思いました。
私にとって第九は恐怖の象徴でもある。なぜなら演奏するのがめちゃくちゃ難しく、
良い仕上がりにならなくてムシャムシャした経験があるからどす。思い出すと胸が痛い。
あと接吻の部分で男女がただキスしてるのが不満だった。
第九の接吻て、万人に幸福が訪れるって意味の接吻だと思ってるんです、私。
なのに裸の男女の接吻にしちゃうと個人の性愛にとらえられちゃうから、クリムトとは解釈違いだなって感じた。
それはそれで良し!

最後は損保ジャパン日本興亜。私は山梨県民のつもりでもあるので、ミレーを感じるドービニーは懐かしさと親しみを持ちました。
貧しいそうだったり、農作業や家畜の世話してたり、経験していない風景なのに懐かしさを感じる。
なぜだろう。私に百姓の血が流れているからかしら。
初めて東郷青児を見て、目が涙でジワッとした。2年前の展覧会図録サンプルを見てたらキリがなかったので買った。

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損保ジャパン日本興亜に保険料払ってる皆さんのおかげでゴッホが見られます。