wanshannan’s diary

ドラマ、映画、ゲームの感想を中心にその他のことも書きます。

4/11-17 WiiUを買ってしまった

【4/11】

会社行って帰った。

東芝の赤字が5000億だとか言っていますが、大規模な会社はすごいですね。
5000億の赤字なんて、中小何社分の赤字になるんだろう、などと訳の分からないことを考えていました。


【4/12】

会社行って帰った。

チケットがまだ販売していたので、P3WMの公演を2公演追加で購入して、
米倉涼子さん主演の「シカゴ」のチケットも購入しました。
舞台って、ひと席8000円から10000円するから、贅沢な趣味だよなぁとしみじみ思います。

 

【4/13】

会社行って帰った。

 

【4/14】

会社行って華金して帰った。

 

【4/15】

会社行って帰って、「葛葉ライドウ対アバドン王」の実況動画を見ていた。
見れば見るほどプレイしたくなってきますね。また積みゲーを増やす気です。どうしよう。

 

【4/16】

夜:酒、カレー、アボカドとか

レッスン行って同僚と飲んだ。

 

【4/17】

会社行ってWiiUと「葛葉ライドウ対超力兵団」とジャンプ買ってジャンプ読んでた。


今週の「鬼滅の刃」もとてもよかった。
「主人公の心がとてもきれいで一人の青年が救われた」って話なんだけれど、
なんだろ、「主人公の心がきれい」という事実が上っ面じゃなくて、押しつけがましくなく伝わってきました。
ですので、とてもすがすがしく読めました。
主人公は人のためなら自分を犠牲もいとわない、それは心根が優しいことに由来しているというのが
今までも一貫して描かれているし、今回の話だけでもそれが分かります。
他人のことでも本気で怒りをあらわにするのは、心根が優しいから。
それがこう、読者の方に嫌味なく、素直に?ストレートに、直接伝わってきて、わかるんです。
主人公の描き方に大成功している作品ではないでしょうか。この漫画の主人公は彼以外あり得ない。


全然作品の評価には関係ないのですが、「鬼滅の刃」を読んでいると、
屍鬼」のIFストーリーを読んでいる気分になるんです。
屍鬼」はあのままで完成された作品なのですが、やはり読者側に痛みを残すんです。
その痛みが「屍鬼」たりうる要素なのですが、痛みは辛いじゃないですか。そこがいいんだけどね。
炭治郎みたいな子がいたら「屍鬼」は「鬼滅の刃」になったのかなぁ、などと意味のないことを考えています。


で、WiiUを、買ってしまったんだよ。超悩んだけど、買いました。
新品WiiU単体では売っていなくて、「スプラトゥーン」のソフト同梱版で買いました。
あと、「幻影異聞録#FE」と「葛葉ライドウ対超力兵団」も買った。
ライドウったら、3000円もした!PS2ソフトで10年も前のゲームなのですが、需要があるを判断されているのね。

とりあえず「スプラトゥーン」やってみました。
わたしと同じように、今プレイし始めたばかりの新米プレイヤーさんがたくさんいて安心しました。
あと、自分が大して働かなくてもうまい人と組むと知らない間に勝ててしまいます。
ただゲームなので、やはり訓練して技術向上しないとハマるのは難しそうです。

 

 

4/7-10 真ⅣF買ったり東京行ったりコンサート行ったりジャンプ読んだり

【4/7】

会社行って帰って「真・女神転生ⅣFINAL」ダウンロード版買っちゃいました。
だって、元値6000円くらいなのに期間限定で2500円だって言うんだもん。
メガテンは一度もプレイしたことがないけれど、ペルソナでの知識が生かせることは知っているし、
メガテンは脈々と続いてきた歴史ある作品ですから、きっとどっかしら面白いはずなので、購入に踏み切りました。
また積みゲーが増えた!!!

プレイ途中→女神異聞録ペルソナポケモンホワイト、PQ
積んである→ペルソナ2罪、ペルソナ2罰、真・女神転生ⅣFINAL

あとね、葛葉ライドウと真Ⅲと幻影異聞録#FEも超気になっているんですよ。ほしいんですよ。
そんなにゲームを積むのが楽しいかって自分でも質問したくなります。
とにかく早く終わりそうなポケモンホワイトからやっつけちまおうと思います。

 

【4/8】

朝:焼きリンゴ、ホットチョコレート
昼:生春巻き、フォー
夜:ウガリ、レッドカレー手羽元の塩こうじみそ焼き

東京行ってミッフィーカフェで食事して目黒川の桜見て恩師のとこにお泊りに行った。
恩師のところと言っても恩師が経営しているシェアハウスに泊めていただいたのです。
住人の方に料理をごちそうになったりお話しさせていただいたり、楽しくのんびり過ごしました。

ミッフィーカフェですが、焼きリンゴの皮が固くて果肉部分の柔らかさと全然マッチしない触感で、
おいしくなかったです。それと私の注文の仕方も良くなかったのですが、甘い焼きリンゴと
甘いホットチョコレートの組み合わせは甘さの天元突破で具合が悪くなった。
水をはさみながら食べていたけれど、この水もまずいんだ。ほとほと困った。
がんばって食べました。

あと、目黒川の桜は思い出したくないくらいの人込みで、あの浮かれ切った雰囲気に殺意が沸いてしまいました。
わたしの心はどこか問題があると、恩師から指摘を受けました。その通りだと思います。

 

【4/9】

午前のうちに東京を立って、夜は兄弟子のコンサートへ行きました。
兄弟子と言っても同じ声楽の先生についていただけで、お会いしたのは数度だし、
彼は留学して真面目に声楽を勉強して歌で飯食っていこうとしている方なのに対して私は
「やべぇ、レッスン来週なのにさっぱり歌ってねぇ、てか楽譜どこ行った」
というくらい趣味のレベルなので、全然実力が違う方なのですね。

で、兄弟子は当然上手なんですよ。がなったり叫んだり地声だったりすることが無くて、
こういう言い方で伝わるかわかりませんが、ノンストレス発声。
歌っているノドに負担がかからないし、聞いている方の耳にも負担がかからないいい声なんです。
ああいう声が出せたらもう死んでいいな、一生のうちでもうやることねぇな、などと思います。

そう、リアルにレッスン来週なんだからやばいんだよ。

 

【4/10】

会社行って帰ってジャンプ読んでた。

今号(19号)では「鬼滅の刃」の主人公がですね、とある理由から自分の首を切る必要にかられ、
詰襟の首元をくつろげ、下に着ているシャツのボタンを外すんですが、
普段隠れている首元があらわになるのと、ボタンをはずしてい様だとか、
ハァハァ言いながら自分の首に刀を当てている状況だとか、のどぼとけにですね、
あの、えっと、こう、端的に言うと、欲情してしまって、たいへん興奮しました。
作中のストーリーはとても切迫しているのにもかかわらず、こんな気持ちを持ってしまった自分を恥じました。

興奮冷めやらず、勢いで部屋の掃除ができました。炭治郎ありがとう。厳密に言うと、炭治郎の首ありがとう。

 

4/1-6 宝塚観に行ってきた

【4/1】

早出の日でしたので15時上がりだったが、具合が悪いせいで返ったらひたすら寝ていた。

 

【4/2】

ポケモンホワイトを少し進める。
ポケモンはほのぼのしていていいですね。
こう、死が迫りくる恐怖がない。強敵を前にした絶望感もないしな。心穏やかだ。

 

【4/3】

会社行って帰って少し女神異聞録ペルソナをした。
セベクビルの1階まで到達。
大企業のビルだというのに、回復ポイント、セーブポイント、受付、エレベーター、地下入り口しかないへんてこなビルです。
先に進めばきっとベルベットルームもあるのではなかろうか。
最近やっとこ悪魔交渉できるようになってきたので、悪魔合体したいのよー。まだ全員初期ペルソナで戦ってるの。

それと夜はNHKの番組「プロフェッショナル」で豆腐職人の方を取り上げていたのだけれど、この人、豆腐作りながら哲学を考えている。
生きているか死んでいるとか、一番いいものとそれぞれにとっていいものどちらを取るかとか、そんなことを考えながら豆腐を作っていることに驚いた。
多分、この人が学生の時に専攻した分野なんだろうけど、それが今もなお人生に息づいているのに驚いた。
それから、儲からない仕事だけど、寄せと言われるにがりを入れる工程のために生きている、の発言も新鮮だった。
まじで金にならないけど、刹那の楽しみというか、生きがいというか、やりがいというか、そのために生きているんだそうだ。
わたくしは普段、金かね金かねと言って生きているけれど、こういう生き方も可能なんだ、俺にもできるかな、と思った。
あと、豆腐がおいしそうでした。
小学生の時に豆腐を作ったことがあるけれど、苦いし固いし量は少ないし散々だった記憶がある。
児童が豆腐を作るのは難しかったんだろうなぁとしみじみ、改めて思いました。

 

【4/4】

会社行って帰って葛葉ライドウについて調べていた。
アトラスのニコ生に杉田さんが登場するたび、ライドウライドウ、とおっしゃるので「そんなにいい作品なのか」と気になって調べた。
ライドウは、世界観が大正なのがとても素晴らしいです。明治、大正、昭和初期の都会の雰囲気がとっても大好きなんです。
洋服の人と和服の人が入り混じっていたり、レトロな車と馬車が一緒の道を走っていたり、外套がおしゃれだったり、
そんなところがとっても大好きなので、雰囲気はどんぴしゃ大好きです。
ただ、戦闘がコマンド方式ではなくアクション方式なので不安なところ。
今までコマンドバトルしか経験が無いよう。

 

【4/5】

夜:ビール、カルパッチョ、肉

会社行って宴会でした。

 

【4/6】

昼:お弁当

会社休んで東京宝塚劇場行って観劇してきました。

宙組のお芝居演目「王妃の館」とショー作品「VIVA!FESTA!」を観劇してきました。

わたくし、10年ほど前は宝塚狂いも甚だしく、全組のトップスター&娘役はもちろんのこと、
各組の男役5番手くらいまでは名前と顔が一致して、大劇場公演はもちろんバウホール
全国ツアー、梅田、博多、赤坂などで行われる演目と主演を把握しているくらいの狂い様でした。
今となっては宙組で名前と顔が一致する人なんて組長のすっしぃ(寿つかさ)さんしかいなくて、
さみしい気もしたんですが、すっしぃは私の記憶の中のままの彼女でいてくださったので、
なんだかうれしかったです。わたしの記憶と今の舞台も繋がってるんだよなぁなどと思いました。


芝居演目の「王妃の館」は同じ題名の小説を原作に舞台化したものです。
何年か前に水谷豊さん主演で映画が公開されました。
高級ホテルのダブルブッキングを発端に展開されるコメディ作品です。
宝塚でここまでコメディに振り切れるのも珍しい気がしました。それゆえか、恋愛要素はほぼなし。
このコメディが薄ら笑いじゃなく、ちゃんと面白くて笑えたのが高評価です。
笑えた要素の一つがキャラクター。傷心旅行のおかま、おかまに迫られる警察官、
羽振りがいいカツラの不動産業者、経営している会社が倒産しそうな夫婦、
自分勝手な小説家、彼氏いない歴=年齢の出版会社編集者など、など、登場人物の数はとにかく多いのに
全員のキャラクターが被ることなく、潰しあうことなく、端的に提示してくれて、
見ている方としてはスッと人物関連図が入ってきました。すごいことだと思います。
脚本を書いた人はとてもうまくまとめたなあと感心しました。
原作の小説でも、もちろんうまくキャラクター同士が機能しあっているんだろうと想像に難くないです。
脚本を書いた人は今回が大劇場デビュー公演だそうです。これからもバリバリやっていってほしいと思います。
勉強することを辞めてしまった大先輩なんか押しのけて、いい作品を書いて公演にこぎつけてほしいです。
それはともかく、どうして国王は思い人に会えなかったんでしょうか。ラストでは会えましたがね。
それから国王の思い人とその子供のシーンが演目の前半と後半で挿入されていましたが、
前半と後半で言っている内容が違うのはなぜなのだろう。そのあたりがわからなかったです。

ショー「VIVA!FESTA!」は王道なショーでしたね。
初っ端は全員参加で派手に華やかに引き付けて、短いストーリー性のある部分も入れて、
群舞があって、デュエットがあって、最後は初っ端に歌った曲で〆る。
一番記憶に残ったのは「ソーラン、宙組!」の歌詞です。誰だこれ言い出しっぺ。構成考えた人か。
王道でオーソドックスで、いいショーだったと思います。

ショーが終わって幕が下りるかと思いきや、途中まで降りて戻って、組長から挨拶がありました。
なんと「王妃の館」原作者の浅田次郎さんが本日観劇にいらしているとのことでした。
わたしの席からは浅田さんの姿は確認できませんでしたが、確かにいらっしゃったようです。
それからトップ男役の方からも挨拶がありました。レアな時に巡り合いました。


ひさびさに、と言っても2年ぶりかな、宝塚はやはり楽しいですね。

 

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

 

 

3/27-31 PS倶楽部Ⅴ&3月よ、サラダバー


【3/27】

会社行って帰ってぐうたら。

 

【3/28】

会社行って帰って早めに就寝。なんだか具合が悪い。
ともかくさっさと寝るに限る。

 

【3/29】

会社行って帰ってぐうたら。
いいかげん歌のレッスンへ行こうと思い、師へ連絡。これでもう逃げられない。
やる日を決めないと、動けないよな。
夏の発表会まで頑張ってこー。

 

【3/30】

昼:焼き鮭
夜:ホタテのフライ、タケノコとこんにゃくの煮物


会社行って帰って「ペルソナストーカー倶楽部Ⅴ」最終回ニコ生を見ていた。

はじけた笑いは無かったが、古典芸能「志村、後ろ!」やペルソラ作品の多さ、
放送時間2時間CM休憩なしぶっ通し、関係者にコメントをもらう、お便りをたくさん紹介するなど、
視聴者に楽しんでもらおうぜ、という心が伝わってきたよ。そんな気がするよ。

公式番組らしく、初だし情報もあったぜ。
まず、ペルソナライブ、略してペルライが8月2日に横浜アリーナで開催。
ペルライは今まで行ったことがありませんが、開催されるなら絶対に参加しようと決めていたのでうれしい。
平日だろうが何だろうが絶対行くぜ。

それから番組の円盤、ペルソラアワード3の発売が決定。
1と2は所持しているので、3も買ってコンプしようと思う。
次はいったいなんのゲームをするんでしょうかね。
新規映像では菜々子役の神田さんにVTR出演をしていただきたいな。有言実行。

正直最終回よりも今まで放送してきたものの方が面白いから、DVDやBDを買ったり、
今のところ視聴可能な「ペルソナストーカー?楽部Ⅴ」を楽しもうと思う。

ニコ生終了後、関係者のツイッターで打ち上げの写真を見ていたらホントに楽しそうで、
この雰囲気がうらやましかったぜ。俺も一緒に打ちあがりたい。

freshlive.tv

 

【3/31】

朝:すまし汁
昼:牛肉炒め
夜:餃子

会社で消耗した。
家人に「ゲームでもして発散したら?」と言われたが、女神異聞録ペルソナは消耗するゲームだ。
それはちょっと避けたい。のでぐうたらする。背中が痛い。さっさと寝る。

それはそうと、ニュース7はたけたん最終回、お疲れさまでした!クローズアップ現代へ!

3/25-26 「女神異聞録ペルソナ」プレイ日記

【3/25】

昼:鶏チリソース定食、ミニラーメン
夜:アボカドとトマトと長いものサラダ

部屋の片づけをして車留夢へお昼ご飯を食べに行った。気取っていない感じが好印象でした。
ご飯も普通でおいしい。ラーメンが好みの味でここ最近一番のヒットです。

 

【3/26】

朝:焼肉、アボカドとトマトと長いものサラダ
昼:カルボナーラ、ニンジンサラダ
夜:あんかけ焼きそば

今日は「女神異聞録ペルソナ」をプレイした。
やっとベルベットルームへはいれるようになりました。
でもカードを持っていなかったので何もできませんでした。
展開としては病院→神社→学校→警察署→廃墟→セベクまで。
学校にいる間、やたら「雪の女王」という単語が飛び交っていたので、
雪の女王編」へ行ってしまうのではないかとびくついていたが、そんなこともなかった。

あの、マキちゃんの恐ろしいキャラ変はなんなんですか。てかICUいたんじゃないの。いつか説明来るよね。
今日は3時間くらいプレイしていたのですが、ようやっと戦闘というか、会話の楽しさが分かり始めた。
というか会話の意味が分かってきた。会話していればノーコストでアイテムゲット、カードゲットできるのはうれしい。
てか強いペルソナを得るにはカードゲットしないと意味がないであろう。
まだ一度も合体していないからわかんないけどね。

それにしても戦闘に時間がとってもかかるゲームだ。これがたいへん。
フォーメーションによって攻撃が届く届かないがあるのもたいへん。
戦闘中にフォーメーションを変えるだけで1ターンすぎちゃうのもたいへん。
たいへんだと思うことは全部修行だと思って過ごします。

2Dマップと3Dダンジョンは十字キーのみで移動すると、視点が回転してどちらの方向を向いているのかわからなくなりますが、
R1とL1を使えばマップ、視点が変わらないまま左右へ動けることが分かったので、移動の難易度がぐっと下がりました。
それからL2で広域マップが見れるのを知れたのもよかった。移動の手間が段違いで違う。楽になった。
悪魔と遭遇する確率はさっぱり下がりませんが!それは!そういうもんだ!
もう少し踏ん張ればテッソだぞー。てかテッソまでって序盤のはずなのに、なんてボリューミーなんだ。ひぃ。
すでにおなか一杯感があるぜ。

登場人物の中ではエリーが一番好きなのですが、彼女はどこ行ってしまったんだろう。
あとギャルも素直にギャルしてるので好印象です。てか二人に限らずみんな自分に素直でいいな。見てて楽だぜ。

 

女神異聞録ペルソナ PlayStation The Best

女神異聞録ペルソナ PlayStation The Best

 

 

3/23-24 劇団四季「王子とこじき」観た

【3/23】

会社行って帰ってぐうたら。
女神異聞録ペルソナ」をやろうかと思ったのだが、畏怖の念を抑えられず断念。

 

【3/24】

夜:カレーライス

会社行って劇団四季の「王子とこじき」を観てきた。
いやぁ、すごかった。脚本のねじれ現象がすごかった。

あらすじは、容姿がそっくりな王子と乞食が互いの服を着て入れ替わる、という話です。
周りの人々は二人が入れ替わったことに全く気付かないのだけれど、いや、気づくだろ。
乞食の方は毎日アル中親父に暴行を受けているのだから傷もあるし、
その日暮らしだから痩せているに決まっている。風呂だって習慣的に入っていないだろう。
方や王子はごちそう三昧、お勉強とお稽古して過ごしているのだから
体に傷もないし、痩せる要素もないし、たぶんお肌だって玉のようであろう。
百歩譲って、暴行の跡も全く同じ、BMIも同じ、王子は風呂嫌いだったということにしておこう。

入れ替わってすぐは互いを演じていたが、その後「俺は別人だ」と言い出す。
はたから見てそっくりなのは主人公二人も分かっているのにこの言葉を言い続ける。馬鹿だと思う。
周りの人間は「王子がおかしくなった」「トム(乞食の名前)がおかしくなった」と口々に言う。
それを承知で「僕は王子(トム)じゃない」と言い続ける。馬鹿だと思う。
元に戻りたいならさっさと戻ればいいじゃん。そんなに言い続けるのは、くどいよ。意味ないし。

このミュージカルでは「非難を恐れず真実を言おう、見かけは関係ない」というのが教訓?主題?です。
それは口をすっぱくして言われたし、観客もそういう内容の歌を練習させられて歌いました。
だけど、物語のラストシーン、王子が立派な赤い王様が着るようなマントを羽織って王冠を授かるんです。
あれ、さっきまで見かけに騙されんなよって歌っていたのにそれ着ちゃうんだ、
それさっきまで歌っていたことに沿っていないじゃん。
というか「見かけは関係ない」とか言っていたら、衣装を着て何かを演じる役者って何。
見かけが関係ないんだったら、舞台上にいる人はどんな服でもいいんじゃないか。でもそうしてないよね。
これがこのミュージカルを見て感じたねじれ現象です。


突っ込みどころだけではなく、純粋にすごかったところを書こう。
収容人数800人という小さい箱にきてくれたこと、とてもありがたいと思った。
舞台も狭くて動きずらかっただろうに、舞台転換も気を使ったことでしょう、あっぱれ。
ダンスが跳ぶっていうか飛んでた。この世界では王子も乞食も同じダンスレベルです。すごい。
全国巡業の過密スケジュールがすごい。この3月だけでも6か所回り、3日連続を2セット、それも全日別会場。
公演当日に仕込みと公演と撤収、を3日連続でする。各会場舞台の大きさも勝手も違うだろうに、すごい。
というか半年以上かけて全国行脚しているので、キャストも裏方スタッフも共々自宅が必要ないレベルのスケジュール。
本当にすごかった。よく休んでほしいです。

この演目は50年くらいやってる演目で、きっと初演から何も変更ないんじゃないかな、と思ったら
2006年初演だそうな。まじか。たかだか10年前の、作品にしては、ちょっと、古典すぎるんじゃないだろうか。
「王子とこじき」は演出や衣装なども全く変わらずに、初演当時のものをそのまま公演し続けているなら、
生きた文化遺産だと思っていたのに、思っていたより歴史が浅かった。なんだこれは。

 

王子とこじき (10歳までに読みたい世界名作)

王子とこじき (10歳までに読みたい世界名作)

 

 

 

3/22 教員になるメリット

【3/22】

会社行って帰って教採問題集をながめてみた。
自信のある西洋音楽史バロックから現代)のところだけ解いていた。
わりと…思ったより…解けません…勉強してないから当然の結果…だけど悔しい…
ストラヴィンスキーバレエ音楽3作品上げなさいとか、
アレグロバルバロで注目浴びた作曲家は誰かとか。
火の鳥春の祭典はすぐ出るけど、あとは…(答え見て)あ、結婚とプルチネッラか…。
アレグロバルバロだと?聞いたことねえ…(答え見て)へぇ、バルトークなんだ…。
結婚とプルチネッラを答えだせなかったのはダメだと思ったけど、アレグロバルバロは無いだろ。
この曲そんなに重要度高いかな、曲も今でいうカプースチンと変わらんし、どうなの。
などとできなかった恨み言を考えていました。
おかげで今後はもう絶対アレグロバルバロのことは忘れないであろう。

あと、受験しようと思っている自治体の過去問を見たら、西洋音楽史の範囲が一切なくて、
「あ、こんなことで悩んでても何の意味もなかったわ」と思いました。

持論ですが、教員採用試験なんて、ペーパー試験をやる意味が、あんまないと思ってます。
合否を出す人たちは、ペーパーの点数より、試験受ける人のバックボーンを一番大事にしてるんだろうな、
などと勘ぐっています。試験を受けるまでに学校業務に従事してきたとか、誰の子供とかそんなこと。
ペーパーで出る内容なんて、みんな、授業で必要になったら本やらで見ればいいんだもの!!
こんなテストを解かせて覚えさせて、子供のためになる授業ができる人を選別できると思ってんなら
ちゃんちゃらおかしいぜッ!


それから、もしも将来教員をやることになると、不安材料はいくつかあります。授業がちゃんとできるか、
保護者とうまく関係が作れるか、などありますが、一番重大なのが同僚との人間関係だと思っています。
大学の授業では「困ったら一人で考えず、周りの人に相談しよう」とか平気で言ってくれるけど、
それがどこでもできると思ったら大きな間違いだと思う。
教員だって人間、只人ですから、他者に悪意を持って接してくる人、無関心な人、罠にはめようとする人、
全く歩み寄らない人、絶対いるはずなんです。それと当たったら大変なことになる。逃げ道が無い。
そんな職場環境になったらとても教員なんてできない、やっぱり教員目指すのやめようかな、
などと思ったのですが、そこで教員のメリットを考えました。
「自分の成果がすぐにわかること」
会社経営するにしても、創作活動をするにしても、他者の反応って気になるじゃないですか。
お客さんが喜んでくれたとか、営業成績が良くなったとか、
それが仕事をするモチベーションになることはしばしばかと思われます。
ただ、その反応が直接、それもすぐに返ってくることは意外と少ないかもしれません。
業績は締めてみないとわからないし、作品は人に見せるまで反応は得られない。
でも授業はそこにいる生徒にするものです。
教員が子供に伝えたかったことが確かに伝わっているかは、その場の反応で分かると思うんです。
トライアンドエラーが日々できるから、やり続けていけば授業の精度も上がっていくのじゃないだろうか。
そう考えると、いいよな。うまく授業できれば承認欲求がすぐに満たせるぞ。
反応してくれる人たちが目の前にいるってのは、やりがいあるな。
まぁ、実際はそんなうまいこと行かないだろうけどな…。
授業の出来が悪かったらすぐわかるので、それに耐えるのはちょっとしんどいだろうが、
それも自分の成果なのだから認めなくちゃいけないよな。